埼玉県新座市のリラックスサロン・駐車場あります | ||||
アロマセラピールーム りんせん |
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更年期の本棚 1 少し前まで、私の更年期に対するイメージは、「怖い」「辛い」「女がおわる」といった否定的な面ばかりでした。これは、私が更年期というものを先入観や固定的なイメージで見ていたせいだと思います。 更年期は果たして、怖く辛く、女がおわってしまうものなのでしょうか。誰もが通り抜ける人生の大切な時期なのに、あやふやな先入観だけで立ち向かうのはよくない。そんな思いから、更年期に関する本を読み始めました。 更年期をさまざまな角度から、自分の眼でとらえられるようになりたい。それが書評集を作る第1の目的です。 第2は、私の専門であるアロマセラピーを更年期対策に活用できないかということです。更年期の本には、アロマセラピーに関する記述がチラホラ見られます。自分のための資料という意味も含めて、取りあげられているアロマセラピーの活用法について抜き書き集を作っていこうと思っています。 |
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5.「47歳の私に起こったこと―更年期がおもしろくわかる本」 ゲイル・サンド(著)、大和書房、1994年(初版)、254p、2100円 |
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目次:
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著者はアメリカ人のコラムニストです。私はこの本を、“ひとりの女性が、更年期に出合い、悩み、分かち合い、立ち向かっていった記録”として読みました。 こう書くとありがちな体験記のようですが、ゲイルが書くと、どうしてこんなに面白くなってしまうのでしょう?更年期の辛い症状のこと、様々な民間療法にトライしてとんでもない目にあったこと‥笑いと一緒に表現できるのは、タフな証拠と舌を巻きました。 著者がお医者さんと話をするときに用意するという質問のリストは(更年期に関わらず)参考になります。今度病院に行くときは、私も質問攻めにしてみようと思いました。 アロマセラピー関係: 著者がトライした「指圧」と「リフレクソロジー」が芳香療法として紹介されていました。(p173〜) |
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4.「更年期障害 専門のお医者さんが語るQ&A」 水沼英樹(著)、保健同人社、1997年(初版)、138p、1250円 |
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目次: 第1部 更年期障害の基礎知識 第2部 更年期障害の診断と治療Q&A 第3部 更年期障害を改善・予防する生活Q&A |
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著者は群馬大学医学部産婦人科助教授。ホルモン補充療法は、更年期以降に起こりやすい疾患の予防もできるので、実りのある老後を過ごすためにも重要と主張するお医者さんです。 この本は、更年期障害の基礎知識の解説と、私たちの疑問に対して著者が答えるという、2つのパートから成り立っています。 「そろそろ更年期で、なんとなく不安です。更年期をうまく乗り切るには、どのような心がまえが必要でしょうか」(p114)など、そこのところが聞きたい!と思うような質問が集められています。 でも、回答は無難なところに留まっているように感じます。著者は、儲からないために敬遠されがちな更年期医療に取り組んでくれている貴重なお医者さんです。なおさら、クライエントとどのように接し、感じ、考えたのか、著者の言葉で書いてほしいと思いました。 アロマセラピー関係の記述なし。 |
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3.「更年期無気力シンドローム〜私が私でなくなる日」 田中奈保美(著)、主婦の友社、2001年、239p、1680円 |
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目次: 読者のみなさんへ 更年期無気力シンドロームとは何でしょう プロローグ トンネルから抜け出す一歩として 第1章 私が私でなくなる日 第2章 人生を問い直す『無気力シンドローム』 第3章 専門家10人に聞く解決法 第4章 更年期以降をあなたの人生とするために |
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著者は、更年期に関する記事を多く手がけるフリーライターです。 更年期のうつ症状に焦点をあてた本で、体験者と専門家へのインタビューを中心にまとめられています。何がおき、どう感じたか、どう考えているか‥の実際が書かれています。 私は対処法として紹介されていたグループワークに興味を持ちました。グループワークとは、参加者が自由に自分の病状や心の内を話し合う集団療法の1つです。 「同じ患者同士だから、今のこの苦しみを理解してもらえるというのがすごくうれしかったですね。それまではどんなに親しい友人でも本当のところはわかってもらえなかったし、『甘えてるのよ』と言う人もいて、ああ、もう話してもだめだと心を閉ざしてしまってましたから」(p74)という記述がありました。 アロマセラピー関係の記述なし。 |
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2.「男も女も更年期から始めよう〜976人に聞いたその時の変化、これからの準備」 野末悦子、メノポーズを考える会/安井禮子、関谷透、横山博美、村瀬幸浩(著)、 ゆうエージェンシー、2001年、224p.、1600円 |
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男性女性双方が理解しあい、更年期を乗越えていくことを目指し企画した本、とまえがきにありました。男・女という切り口のみならず、専門家・体験者/身体・気持ちと、さまざまな角度からとらえられています。 私は特に、カップルの情緒的・性的な絆は更年期を快適に過ごすために大切、という話に興味を覚えました。更年期に関わらず、一生を通じて考えていきたいテーマの1つです。 男性の更年期に関してはあまり興味がなかったのですが、この時期には男女ともに似たような症状に悩むと知り、大変なのは一緒だということが分かりました。 45〜60歳の男女へのアンケートはナマの意見なので、どのデータにも説得力があります。男性側から見た閉経に対するイメージとして「閉経しても女性に変わりない78%」という回答には、有難うと言いたくなってしまいました。 アロマセラピー関係: アロマセラピーとは直接関係ありませんが、「症状を緩和、解決するために実行していること、実行して効果があったもの」として、マッサージがあげられていました。14%の女性、9%の男性が実行し、10%の女性、8%の男性に効果があったというデータが載っています。(195p) |
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1.「更年期〜からだと心の変化で悩む人に」 後山尚久(監修)、NHK出版、2002年、130p.、1300円 |
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目次: 第1章 気になるこの症状 もしかして更年期? 第2章 あなたの体にはこんなことが起こっている 第3章 更年期を快適に過ごすために 第4章 病院ではこんな治療が行われている 第5章 私はこうして更年期を乗り越えた |
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監修者は大阪医科大学産婦人科助教授。更年期を臨床面からとらえている本です。 障害・症状別のカタログ的な記述なので、更年期障害というものをざっと理解するのには好都合。文章も専門的すぎず、図やイラストが多用されてわかりやすくなっています。 ただ、まえがきにある「特にカウンセリング療法に注目し、詳しく解説しています」と部分は?マーク。とり上げられてはいるけれど「詳しく」とは言えない程度です。 アロマセラピー関係: 1.「症状別対策法〜冷え」のページに、体を温めリラックス効果がある飲み物としてカモミールのハーブティが紹介。 (p.47) 2.「症状別対策法〜うつ・イライラ」のページに、「香りは、お風呂にオイルを入れたり、アロマキャンドルで部屋中に漂わせたり」「オレンジ、カモミール、ラベンダーなどの香りにリラックス効果がある」と紹介。(p.51) ページの一番上に戻る/ホームに戻る 埼玉県新座市片山3-8-31〒352-0025 電話:048-482-3636 営業時間:10:00-21:00 定休日:水曜日、第一日曜日 |