非営利のワークショップグループ・アロマセラピーの会



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新座市立新座中学校PTA主催

はじめての
アロマセラピー


9/25/2009(金)
10:00〜11:30
新座中図書室
19名参加




 本講座では、毎日の暮らしに生かせるアロマセラピーを体験していただきました。ア

ロマセラピーというのは、「方法」と「香り」を組み合わせて「身体(の部位)」に働きか

けるリラックス法です。直接働きかけるのは身体ですが、精油の効能や、滑らかなオ

イルマッサージなどが相まって、精神的なリラックスもうながします。当日は、4つの

アロマセラピーをご一緒に楽しみました。



心と身体のリラックスに役立つ5つの精油

 次の精油を使って、実習を行いました。冷え緩和、婦人科系トラブル緩和、自律神

経の安定、などの効能があると言われる5種です。


・オレンジ

・ゼラニウム ・ペパーミント

・ユーカリ ・ラベンダー



実習その1.泡の入浴剤

 お湯に浸けると発泡する入浴剤です。疲労回復や冷え緩

和の効果があると言われています。


作りかた(お風呂1回分):

1. 紙製のお茶パックに重曹(大さじ2)、クエン酸(大さじ1)

 を入れます。

2. 精油(5滴)を加え、パックの上から全体を軽く混ぜます。

3. パックの口を閉じ、輪ゴムを全体に巻きつけます。中身

 とパックの間に空間ができないよう、ぐるぐる巻きにしてく

 ださい。





実習その2.足浴

足が温まると、自律神経が安定します。精神的にリラックス

したいときにも効果的です。


やりかた:

1.足浴の容器に40℃前後のお湯をはります。

2.お湯に泡の入浴剤(上記)を入れます。

3.足を浸けて、5〜10分温めます。





実習その3.温湿布

タオルに熱々のお湯を含ませて、温湿布を作りましょう。

身体の奥まで染み入る熱が疲れを和らげます。


やりかた:

1.洗面器に熱いお湯をはり、精油(2滴)を落とします。

2.短冊状に折ったタオルを浸けて、絞りましょう。

3.目・首・肩など、こりや冷えを感じる場所にあてます。





実習その4.ハンドマッサージ(ペアで)

オイルをすりこみながら、やさしくマッサージしましょう。

乾燥で荒れてしまった肌もふっくら整います。


=準備=

・植物オイル(5ml/小さじ1杯)と精油(1滴)を混ぜて、マッサージオイルを作ります。

 マッサージを行う人は、五百円玉大を自分の手のひらになじませておきましょう。

・指輪や時計は、外しておいてください。

・相手と向かい合って座り、片手ずつマッサージしていきます。



1.手の甲(全体)

自分の手のひらに相手の手を載せて、円を描きます。


★手のひらを密着させると、リラックス度がアップします。



2.足首の回転
2.
手の甲(骨の間)

両手の親指を交互に追いかけるようにして、骨と骨の間を

さすります。


★リンパの流れをよくすると言われています。




3.背中全体
3.指

親指からスタートし、根元から先端にむかい、1本ずつ揉み

ほぐします。


★荒れやすい爪の周りは、小さな円を描きながら、念入り

 にさすります。





4.合谷(ごうこく)のツボ

親指と人差し指の骨の間の交差する地点を、少し強めに

押します。


★合谷は、血行をよくし身体を温めると言われるツボです。





5.手のひら

両手で、相手の手の両脇をつかみます。親指で、外側に大

きく開きましょう。


★親指をワイパーのように動かすのも、よい方法です。





6.手の甲(全体)

1と同じ要領で、大きな円を描くようにさすります。


★肌にオイルをすりこむイメージで行いましょう。




以上で終了です。






Q&A

Q1

 ハンドマッサージで使ったスイートアーモンドオイル。どこで入手できますか。

A1

 マルイファミリー志木(東武東上線志木駅前)に「アロマブルーム」というアロマセラ

ピーの専門店が入っています。新座中周辺で手に入れるには、そちらが確実でしょ

う。価格は、2,000円/100mlを目安としてください。スイートアーモンドオイルは、粘度

が緩すぎず重すぎず肌に滑らかに伸びるため、マッサージに適しています。もう少し

気軽にということでしたら、薬局やドラッグストアに並ぶ「日本薬局方オリブ油」

(100ml/500円程度)はいかがでしょう。マッサージには少し重めですが、スキンケア

のために作られたにおいのないオリーブオイルです。


Q2

 アロマ「セ」ラピーとアロマ「テ」ラピーと、どちらも聞いたことがあります。違いはある

のですか。

A2

 フランス語の"aromathrapie"と、英語の"aromatherapy"がそれぞれカタカナ表記さ

れただけなので、内容はどちらも一緒です。日本国内では、アロマ「テ」ラピーという

呼び方が先行しましたが、それはこの療法の名付け親がフランスの化学者(ガットフ

ォセ)だったことによるものでしょう。その後、イギリスでも盛んに利用され多くの本が

書かれたことから、英語読みのアロマセラピーもよく使われるようになりました。


Q3:

 ティートリーの精油はインフルエンザに効き目がある、と聞きました。おすすめの利

用法はありますか。

A2:

・ハンドソープ
 
 ポリ容器のボトルに無水エタノール(5ml)、ティートリー(10滴)を入れて、よく混ぜ

ます。無香料の液体石鹸(95ml)を加えれば、できあがりです。帰宅後や食事の前の

手洗いにお使いください。

・マスク

 マスクの内側にティートリー(2滴)を落とします。マスクを軽く湿らせると、呼吸器が

保湿されるので、さらに効果的です。



みんなの感想


・アロマセラピーには興味がありましたが、きっかけがなく始められませんでした。今

 日こんなに簡単に分かりやすく取り掛かりの準備がされていたので、感激でした。こ

 れから家でも続けてみたいと思います。リラックスして子育てがんばります。


・漠然としたイメージしかなかったのですが、日常生活の中に具体的にどうやって取り

 入れていくかが分かって、とてもよかったです。話も分かりやすく丁寧でした。少しず

 つ日常生活に取り入れていきたいと思います。


・今回で2回目の参加です。気管支喘息の息子がいたり、わたしも頭痛や腰痛、肩こ

 りがあるので、少し勉強しまして、ここのところアロマにこっています。ハーブティー

 なども活用していて、予防にとても役立っています。


・はじめて講座を受けましたが、とてもリラックスできてよかったです。タオルを使った

 温湿布やオイルを使ったハンドマッサージもとても気持ちがよかったです。いろいろ

 な香りが楽しめて、嬉しく思いました。




  







アロマセラピートリートメントは心身のバランスを整えるためのリラックス法です。

治療を目的とした行為ではありません 。


精油は薬ではありません。作用に対する反応には、個人差があります。





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アロマセラピールーム林泉
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