アロマセラピールーム林泉
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花と緑の香りめぐり(3)
「ところざわのゆり園」に行ってきました(2019/6/26)




ゆりの香りを求めて
 毎年、6月から7月の開花にあわせて、ところざわのゆり園がオープンします。
 6月の終わりになると香りのある品種が咲くと聞いたので、見に行くことにしました。
 西武狭山線「西武球場前」駅で降り、球場を背に3分ほど歩くと、ゆり園に到着します。


もう香ってる
 入口のあたりから、ふんわりと香りが漂ってきます。受付を抜けると、すぐそこに咲いているので、早速嗅いでみました・・・思っていた以上に香ります!


 

森のなかへ
 奥のほうに目をやると、たくさんのゆりが咲いています。小道を挟んで、両脇の野原にぎっしりです。
 香りを求め、どんどん進んでいきます。
 

香りがするのは、ハイブリッド種
 ところざわのゆり園には、二種類のゆりが植えられています。
 そのうち香りがするのは、「ハイブリッド」と呼ばれる品種。香りは甘く濃く、イランイランを爽やかにしたような印象です。


 


比べてみると…
 同じオレンジ色でも、香りのするハイブリッドは花が大きく、下向きに咲いています。
一方、香りのしないすかしゆりは、ちょっと小ぶりで、上を向いて咲きます。花びらの間隔もすき気味です。

 

花粉に注意
 品種を見分けられるようになったので、ハイブリッドを狙って、どんどん嗅いでまわりました。
ところが、夢中になっていると、こんな目に会います。アルコールのティッシュでごしごし拭いてやっととりました。
 

一面のお花畑
 しばらく行くと、素晴らしい景色が現れました。向こうの木が生えているところまで、ずっとゆりの花です。
 ゆりは、花の一つひとつが大きいので、これだけ集まるとかなりの迫力です。ここが所沢とは思えません。


ゆり根の天ぷら食べました
 ポテトに似た味ということで、食べてみました。わたしは、ポテトよりずっと甘みが強いと思います。苦みがあるとも聞きましたが、それはわかりませんでした。
 揚げたてを出してもらって、とても美味しかったです。


スタンプラリーも
 ところざわのゆり園は、ゆりという素材を使って、いろんな楽しみを提供してくれます。
 スタンプラリーはわたしも参加して、3つのスタンプを集めました。景品は、ゆりの花のしおりで、去年のフォトコンテストで入賞した写真が使われています。


盛り上がるフォトコンテスト
 フォトコンテストは、今年も開催されていました。グランプリの作品には、賞金が30万円もつくそうです。園のあちこちに一眼レフを構える方がいて、熱心にレンズをのぞいています。


休憩所もトイレも、ゆとりあり
 休憩所が2か所あり、テーブルとイスが置いてあります。料理を頼むこともできるし、持ってきたお弁当を食べてもいいそうです。
 休憩所だけでなく、あちこちにイスが置いてあります。わたしも、狭山茶コーラを飲みながら一休みしました。
 トイレも合計3か所あります。


ロープ一本だけ
 ところざわのゆり園には、ゆりと人とのあいだに、ロープが一本張ってあるだけ。それでも、花を折る人やお花畑に入る人はいませんでした。
 わたしが見た限りでは、禁止や規則がなくてもトラブルは起きず、お年寄りから小さな子どもまで、いろんな人が楽しんでいます。
  ゆりと狭山丘陵を堪能
 狭山丘陵の個性を活かしながら、お花畑をつくりあげたのが、ところざわのゆり園の見事なところだと思います。
 ゆるやかなアップダウンや、背景の木々。自然のなかで見るゆりの花は、花瓶に活けたときよりも、伸び伸びして見えました。
 風とともに濃くなったり薄くなったりするゆりの香りを感じながら、久しぶりにいい時間を過ごしました。





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